はかりの校正に関して

はかりの校正について紹介します

はかりを正確に使うには攻勢が大事

正確に測定するためには調整が欠かせない

はかりで正確に測定し続けるためには、定期的なはかりの校正が必要とされるということをご存じでしょうか?はかりはその物体に影響する重力を活用し、その物の質量を測る際に用いられるツールで、この計量器には非自動ばかりといわれる測定者によって使われるはかりがあります。このようなはかりも含め、正確な測定を継続するために校正が必要とされ、校正では繰返し性や偏置誤差、正確さが測定されるようになっています。このような校正はとても専門性の高く、そうしたチェックを専門に行う業者が存在しており、指定された分銅を用いて攻勢を行っています。このプロセスで用いられる分銅はJIS等の規格で規定されたもので、分形状や寸法、公称値や最大許容誤差などが規格通りになっています。それに対してこうした規定に当てはまらないものもあり、それがおもりといわれます。

どんなふうに調整が行われるのか

はかりで正確に測定できるようにするためには定期的にJIS等の規格で規定された分銅等を用いて正確性などを調整していく必要があります。このような調整の対象機器には電子天秤や台はかりなどがあり、JISやOIMLの分銅やおもりの他にニュートン分銅や基準分銅、さらに増おもり分銅などの専門的なツールを用いて調整作業を行います。使用する調整ツールについてはこの他にも枕型分銅や重錘などもあり、それぞれのニーズに応じて業者のほうで対応がなされます。具体的なツールについて希望がある場合には、事前に伝えることで対応についての連絡がなされています。こうした調整が行われた時には証明書が発行され、非自動ばかりは校正証明書を入れて18700円、分銅やおもりの場合はMクラス相当の場合、20 キロ以下で校正証明書を入れて5700円、2キロ以下なら証明書を入れて3300円の手数料となっています。

継続的なチェックは欠くことができない

はかりは正確に質量を図り取ることが必要な道具で、そのためには重力が正確に質量とバランスしている必要があります。しかし、使い続けているうちにだんだんとこのバランスが変化してきますので、きちんとバランスを維持することが必要になります。このようなツールを使い続けるためには、どうしても校正が必要になり、定期的に調整を行って証明書を受け取る必要があります。こうした調整を行うためには分銅も正確な重さである必要があり、こうしたアイテムは調整し続けながら使用していくのです。このように、正確に質量を測るためには継続的なチェックが欠かせないということなのです。

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