無料版と有料版のcrmツールの違い

無料版と有料版のcrmツールの違い

crmツールとは「Customer Relationship Management」の略語で、顧客関係を管理することで良好な関係を築くためのマネジメント手法を指し、日本語では「顧客管理システム」と呼ばれます。かつては自社に優秀な人材を集めることで得られる営業力や企画力が、ビジネスを支えるには不可欠と考えられてきましたが、現在では「顧客」を中心として求められる製品やサービスを提供する戦略スタイルにシフトしています。きちんと顧客管理することが、ビジネスをより成長させるために欠かせないものとして生まれたものがcrmツールで、データ化したことにより従来の紙による管理から利便性が大幅に向上しましたが、無料版と有料版で違いがあるため自社に最適なものを選ぶことが大切です。

無料版でできることとできないこと

多くの企業が取りいれているcrmツールですが、新たに導入する場合は費用や手間がかかってしまうため慎重に選ばなければなりませんが、条件によっては導入費用や月額費用が無料で使えるものも存在します。無料版でもできることとしてはデータベース機能やスケジュール設定、Eメール送受信など数多くの機能があり、同じブランドの関連ソフトがあればマーケティング部門や営業部門、カスタマーサービス部門などのシステムと連携できる場合があります。一方、無料版でできないことのひとつに、大量の顧客管理ができないことが挙げられます。無料版ではデータ量に制限があることが多く、その数は1千件から1万件前後となっています。したがって、顧客数が大量ではない企業であれば無料版でも利用には問題ないと考えられます。

有料版でできることとできないこと

有料版のcrmツールでは、件数に関係なく管理することができるため、大企業や顧客件数が多い企業に最適です。データベース機能やスケジュール設定はもちろんのこと、売り上げ拡大を目的として見込み顧客へのメール配信や自社ホームページのアクセス解析、ダイレクトメールの作成と発想管理などの機能や、顧客へのアンケート調査やイベントの管理などもできるようになります。そのため顧客のニーズを正確に把握できるようになるため戦略を立てやすくなるなどのメリットがあります。一方、無料版にできて有料版にできないことはありませんが、有料版ではシステムが複雑化してしまうため使える人が限られてしまうことや、月々の費用が拡大してしまうことが挙げられます。費用対効果を考えて、適切な顧客数で管理することが必要となります。